長距離移動の高速バスの予約をする会社を選ぶにあたり、車内整備が充実しているのは欠かせません。しかし、交通事故のリスクがあるのは注意しておきましょう。
県外への移動となれば、ドライバーは長距離運転を行う必要があります。法律では、夜間に走行距離が400km以上の路線を運転する場合、2名のドライバーが乗車している必要があると定められています。また、昼夜問わず適度に休憩時間を設けていると、安全な走行を心掛けているのを確認できます。
体調管理の観点では、出発前に睡眠時無呼吸症候群やアルコールの検査を行っている場合は、管理を徹底しているのが確認できます。ドライバーの睡眠不足や疲労の蓄積に伴ったトラブルは抑えられています。近年では、安全システムの機器が増えており、導入をしているか否かも気にしてみておくといいでしょう。
車両点検とドライバーの安全教育
長距離移動の高速バスは、3ヶ月ごとに定期点検の整備の実施が必要な旨、法律で定められています。会社によっては、期間が更に短縮している場合もあります。また、ホームページやパンフレットには車両点検の結果についての情報も掲載されています。
ドライバーへの社員教育を定期的にしている所は、交通安全への取り組みにおける意識が高いです。交通法規を遵守したり、違反を起こさないのを日頃からドライバー間で徹底しています。また、メンタルヘルスや運動面での指導を行っているケースもあります。
それぞれの内容を通じて、安全性の観点での情報収集をしておくと良いでしょう。
参考になる利用者の口コミや高速バス豆知識
バス会社がホームページに掲載している安全性やサービスに関する情報を確認することはもちろん、実際にバスに乗ったお客さんの口コミのチェックも大切です。高速バスの乗り心地やドライバーの対応など、実際に乗車したうえでの情報ならば、一つの判断材料として有効と言えます。また、個人で高速バスを乗車したうえで人気ランキングを出して各社の評価を行っているサイトもありますから、情報収集として活用が可能です。
女性の場合で、男性と共用の高速バスを利用することがあるでしょう。多くのバス会社が、男性が前方、女性が後方とエリアを分けています。後方なら空調が効きにくいので、冷え性対策になります。また、サービスエリアで休憩をする際、女性よりも男性の方が体格が大きく通路が通りにくいため、事故やトラブルを防止する目的でそのような工夫がされているのです。特に通路の幅が狭い車両を利用するなら、安全性が増します。